保存会の解説パネルを空知総合振興局と協働で作成しました

平成27年度の空知総合振興局「そらち『炭鉱(やま)の記憶』提案活動協働実践事業」において、三菱大夕張鉄道保存会の「近代化産業遺産『南大夕張駅跡・大夕張鉄道車両』保存・活用事業」が採択されました。

「そらち『炭鉱(やま)の記憶』提案活動協働実践事業」の選定について

昨年6月末のことですが…

本事業は、旧南大夕張駅構内に保存されている客車内に三菱大夕張鉄道等の解説パネルを製作・展示するものです。
当会と空知総合振興局の協働により、活動を実践して参りました。

このたびその成果物が完成したのでご報告します。

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空知総合振興局様、ありがとうございます。

パネルの構成

A2版のアルミ複合板パネル8枚です。
内容は、はじめに・夕張の炭鉱・大夕張の歴史・大夕張鉄道の歴史・三菱大夕張鉄道保存会の活動・大夕張の駅と沿線・保存車両の紹介・車両修復の軌跡 を紹介しています。

設置場所

南大夕張駅跡の保存車両内に設置しますが、冬季は公開できないため、現在JR清水沢駅に展示しています。
清水沢駅は大夕張鉄道線の始発駅でもあり、大夕張への玄関口でした。
雪がとけるまでの仮住まいですが、大夕張との繋がりを意識するにはもっともふさわしい場所です。

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パネルの執筆・デザイン・制作まで、会内でおこないました。(印刷は発注しましたが)
JR清水沢駅待合室では、当会も共催する「清水沢駅の思い出展」
(清水沢プロジェクト主催)も開催中です。