平成12年度第6回作業日

平成12年10月21日(臨時)と22日(定例)
第6回の保存作業が行われました。

21日の作業では窓枠を中心に作業が行われ、国道側の窓枠に関しては

すべて所定の位置におさめることが出来ました。

22日は全道的に好天に恵まれた一日でしたが、山に近い南部では時折雨(みぞれ?)

が舞ったりして、冬が近いことを感じさせる一日でした。

今回の作業でもスハニ6について行いました。

車体の錆落としと塗装、そして屋根板の浮いている部分の補修が行われ

色の塗り直された国道側は、ラッセル車キ1とともに往時をほうふつさせる

光景となりました。

今回の塗装は残念ながら下地の処理をする余裕もないため下地の凸凹が

残っていたり、穴の開いた部分はそのままとなっていますが、それは

今後の課題としたいと思います。(山側も来年の課題)

昼には、「北海道開拓記念館」主催のバス見学会『空知の炭鉱遺跡を訪ねて』

の皆さまが立ち寄られ、客車を見学されて行きました。

また、その際にTVの取材も入り、その様子が一部On Airされたそうです。

次回の活動は11月12日で本年度最後の定例活動日です。

客車にシートをかけて、冬ごもりの準備を行う予定です。


21日の作業で窓が入れられたスハニ6

朝一番の作業でキ1の煙突がはめられ
キ1の作業がほぼ終了しました

まず車体の錆落としです

錆落としと平行して窓ガラスの
マスキング作業も行われます

すっかりマスキングされた車体

今回はブドウ色に調色した塗料を
使います

足場も用意して、塗装開始です

北海道開拓記念館」主催のバス見学会
『空知の炭鉱遺跡を訪ねて』がやって
来ました。

ツアーバスはJR北海道バスでした

ツアー参加者に説明をする、奥山会長

ツアー参加者の皆さま

ツアー説明中も、作業は進められます

大分、塗装も進みました

腐食が進み車体に穴が開いたところが
、目立つようになりました。溶接作業
をしないといけないですね

作業中の様子を取材されている、
海坊主さん

同じく、カメラに収まる河合さん

窓枠の仕上中の今井さん

きれいになりましたね

やねのはがれた部分は、前回に続き、
Devconを使いました。グレーの樹脂
が少したれている部分がそうです

ガラス繊維を樹脂で固める形になって
いますので、強度も期待できます

新しく作られた窓枠を内側から見ていま

扉にもガラスが入りました

床下のごみを集めている会長

今回は国道側のみの作業でした。
反対側は来年の作業になります。

残っている窓枠の作業を急ぐ福島さん

冬を前にスタンバイ完了(^^;)の
キ1