夕張の産業遺産を歩いてみる会vol.6清水沢〜南部編Ⅱ終了しました
6月10日の「歩いてみる会」の様子です。
当初歴史村あたり、と計画していましたが、行き先を南部に変更して開催しました。
南部にいったのは、初回2013年以来です。
集まったのは定員いっぱいの8名+世話役3名の、合計11名。
前半部分はこちらをご覧ください。
話の都度歩みが遅くなる一行。
住の江町までたどり着かず、伴走車の力でワープ…
遠幌駅構内を探し求める一行。
お花畑を歩くおじさんたち。赤・青・黄色…
北炭のマークの入った電柱を発見。
たぶん5年前も同じ場所で驚いたことを思い出しました。(つまり忘れてた)
白線の内側を一列に歩く一行。道路橋はローマ字で「えんぽろ」と書かれていますね。
指差す先は、遠幌加別川橋梁の跡。見えるかな?
ハムやらゴムやらあらゆるものを扱っていたようです。
今井さん行きつけだったスナック「幌馬車」跡。せま〜い入り口がなんとも言えません。
このあと2回目のワープ。
5年前にワープしたのも、2回ともほぼ同じ場所。やはり全部歩き通すのは難しいのか…(汗)
心は線路の上を走っているつもりです。
南大夕張駅跡、滞在7分。バタバタになってしまいました…
帰りはデマンド交通に乗車。
この5年間で一番大きな変化は、バス路線の廃止だったかもしれません。
現在は、デマンド交通の運行時間に予約した上で乗車するという形態に変わっています。
地域の人々の足ですが、観光客も利用登録したら乗車可能です。
今回私達も地域住民の方々からの予約がないとわかった時点で利用登録を行い、乗ることができました。
夕張市デマンド交通のページ
※あくまでも地元優先の交通事業です。
ワゴン車なのでお年寄りには乗り降りが大変かなあ?と思いましたが、内部は快適。他に予約がなかったこともあり、清水沢まで快走して戻ってこれました。
さて、清水沢生活館で「ふりかえり」の時間。
その前に、セイコーマートのお弁当で腹ごしらえ。。
参加者一人一人が、「なぜ参加したか」「どんな発見があったか」という話をしました。
元炭鉱マンの方からは「いい部分も悪い部分も、間違って伝わっていると感じる部分が多い」という指摘がありましたが、炭鉱に関心を持っているという何人かからは「自分との関わり」「石炭産業にちなんだものや人と触れるのは楽しい」など、肯定的に捉える意見が多数出ました。
それぞれ違う目的を持ちながら参加した人たちが、考えを共有する「ふりかえり」の時間。
「歩いてみる会」は、歩いて終わり、誰か詳しい人が教えて終わり、ではないのが特徴です。
来年の今頃はJRの支線部分が廃止され、また違う夕張になっているのでしょう。
「変わりゆく街、変わらないもの」を、これからも探していきたいと思います。
ご参加の皆様、ありがとうございました!
(実行委員長/雑用係 佐藤真奈美)
富山 出
6月 12, 2018 @ 20:45:34
楽しく過ごせました。次回開催を楽しみにしております!