長沼町の夕鉄25号機関連

三菱大夕張鉄道保存会では平成24年度の総会にて、長沼町コミュニティー公園に保存されている蒸気機関車、夕張鉄道25号機について、殆ど管理されている形跡が見えず荒れるに任せる状態であることから何らかの支援をする事と決議され、長沼町に対し「地元保存団体の立ち上げのお手伝い」と「補修に関する技術的援助」を申し入れましたが、当時は反応が無く総会決議は棚上げされました。

平成27年3月の長沼町議会にて、件の蒸気機関車は公園の景観を損なうなどで解体をするか或いは整備するかの岐路に立たされ、長沼町の関連部署の課長より「なんとかならないか」の相談があり、当会と北海道鉄道観光資源研究会、長沼町と協議の上、保存活動に向けた方針を模索し、地元青年団体「長沼町青年団体協議会(通称・ぬまだん)」を基軸に長沼町、三菱大夕張鉄道保存会、北海道鉄道観光資源研究会が後方支援することとし、その年から毎年9月に「長沼の日」と称する活動日を設け夕張鉄道25号機の塗装更新等の整備を行ってきました。

昨年の参加者さんから「電気が点いたらいいね」の一言で川合技術部長が発奮。8月8日、今井、大日方、吉田、小澤、川合の5人が集まり作業を行いました。
前照灯のソケットが錆びて導通無くて磨いたり、配線チェックしたり。
室内灯のソケットをスワンベースからE26に取り替えて100Vで点灯可能としました。
(炭庫灯の存在忘れてたので材料用意していなかったから、これは無し。来月にでも追加作業するかな。)

電源が無いから発電機で点灯させました。
暗くなってから点けたいね。

今年の「長沼の日」の楽しみが、またひとつ 増えました。

(文章・写真/今井・川合 編集/佐藤ま)